相続手続きの期限チェッカー
「相続の開始(死亡)を知った日」を入力すると、死亡届は7日、相続放棄・限定承認は3か月、準確定申告は4か月、相続税の申告・納税は10か月、相続登記は3年を目安に、各手続きの目安の期限日を一覧で表示します。入力の初期値は今日の日付です。
⚠️ このツールは正確な期限日を保証するものではありません。 起算点は手続きごとに異なり、初日不算入などの法的な計算細則も反映していません。 表示されるのはあくまで目安です。個人情報の入力は一切ありません。
「2026年8月13日」を基準にした目安の期限日
この一覧は「知った日」に日数・か月・年数をそのまま加えただけの単純計算です。初日不算入・応当日のずれ・休日の繰り下げといった法的な計算細則は反映していない目安であり、正確な期限日ではありません。実際の期限は、各行の起算点の注意を確認したうえで、専門家または窓口に確認してください。
| 手続き | 期間 | 目安の期限日 | 起算点の注意 |
|---|---|---|---|
| 死亡届 | 7日 | 2026年8月20日 | 起算点は「死亡の事実を知った日」(国外での死亡はその事実を知った日から3か月以内)(戸籍法86条) |
| 相続放棄・限定承認(単純承認の熟慮期間) | 3か月 | 2026年11月13日 | 起算点は「自己のために相続の開始があったことを知った時」。家庭裁判所へ申し立てて期間を伸長できる制度がある(民法915条) |
| 準確定申告 | 4か月 | 2026年12月13日 | 起算点は「相続の開始があったことを知った日の翌日」(所得税法124条) |
| 相続税の申告・納税 | 10か月 | 2027年6月13日 | 起算点は「被相続人が死亡したことを知った日の翌日」(国税庁の案内(No.4205)) |
| 相続登記 | 3年 | 2029年8月13日 | 起算点は「相続の開始を知り、かつ不動産の所有権取得を知った日」。入力した「知った日」と一致しない場合がある(不動産登記法76条の2・2024年4月1日義務化) ⚠️ この行だけ入力日と起算点が異なることがあります。相続の開始を知った日と、不動産の所有権取得を知った日が違う場合は、後者の日付から数え直してください。遺産分割が成立した場合は、遺産分割の日から別の3年が発生します。 |
確認先:e-Gov法令検索 民法915条・e-Gov法令検索 不動産登記法76条の2・相続手続きの期限一覧・チェックリスト記事
なぜ「正確な期限」ではなく「目安」なのですか?
相続の手続きは、同じ「相続」という言葉でも、手続きごとに期限の起算点が違います。 死亡届は「死亡の事実を知った日」、相続放棄・限定承認は「自己のために相続の開始があったことを知った時」、 準確定申告は「相続の開始があったことを知った日の翌日」、相続税の申告・納税は 「被相続人が死亡したことを知った日の翌日」、相続登記は 「相続の開始を知り、かつ不動産の所有権取得を知った日」が起算点です。 このチェッカーは、入力した1つの日付(相続の開始を知った日)をすべての行にそのまま当てはめて計算しているため、 手続きによっては実際の起算点と数日〜数週間ずれる場合があります。
さらに、実際の期限計算には初日不算入の原則や、応当日が存在しない場合の扱い、 期限が土曜・日曜・祝日にあたる場合の繰り下げなど、法的な計算細則があります。 このチェッカーはそうした細則を反映せず、日数・か月数・年数をそのまま加えるだけの単純計算です。 結果はあくまで目安として使い、正確な期限日は各行の起算点の注意を確認したうえで、 家庭裁判所・税務署・法務局などの窓口や専門家に確認してください。
遺留分侵害額請求だけは、この一覧に含めていません。遺留分侵害額請求には「侵害を知った時から1年」と「相続開始の時から10年」という 起算点の異なる二つの期間があり(民法1048条)、1行の目安として単純に計算できないためです。 該当する場合は、相続手続きの期限一覧記事の遺留分の項目を確認するか、 弁護士へ相談してください。
期限を過ぎそうなとき・過ぎたときの制度
相続放棄・限定承認の3か月の期間には、家庭裁判所へ申し立てることで期間を伸長できる制度があります (民法915条1項)。財産の調査に時間がかかりそうな場合は、期限が来る前に亡くなった人の 最後の住所地を管轄する家庭裁判所へ相談してください。準確定申告と相続税の申告・納税は、 それぞれ死亡当時の納税地または亡くなった人の住所地を所轄する税務署が窓口です。 相続登記は法務局が窓口で、正当な理由なく申請を怠ると10万円以下の過料の対象になり得ますが、 過料の前には登記官による催告と裁判所の判断が挟まります。 いずれの手続きも、期限を過ぎた時点で機械的に同じ結果になるわけではないため、 気づいた時点で該当する窓口へ事実と日付を伝えて確認することが重要です。
よくある質問
なぜ「正確な期限日」ではなく「目安」としか表示しないのですか?
期限の起算点が手続きごとに違い、かつ初日不算入などの法的な計算細則をこのチェッカーが 反映していないためです。入力した1つの日付をすべての行にそのまま加算した単純計算なので、 実際の起算点とずれる場合があります。正確な期限は、各行の起算点の注意を確認したうえで 専門家・窓口に確認してください。
期限を過ぎそうなときはどうすればいいですか?
相続放棄・限定承認の3か月には、家庭裁判所へ申し立てて期間を伸長できる制度があります (民法915条1項)。準確定申告・相続税は税務署、相続登記は法務局が相談窓口です。 期限が近い、または過ぎてしまった場合は、自己判断せず早めに該当する窓口へ確認してください。
相続登記の「3年」は、入力した「知った日」から数えて合っていますか?
必ずしも一致しません。相続登記の基本的な義務の起算点は 「相続の開始を知り、かつ不動産の所有権取得を知った日」で、相続の開始を知った日と 所有権取得を知った日が違う場合、後者が起算点になります。また遺産分割が成立した場合は、 遺産分割の日から別に3年という追加的な義務が発生します(不動産登記法76条の2)。 この行の目安日は、あくまで入力した日付をそのまま起算点として計算した参考値です。